横浜流星&広瀬すず、台湾・ソウルで5000人超と交流 『汝、星のごとく』国境越えた反響に喜…
10月17日、映画『汝、星のごとく』のキャンペーンで台湾を訪れた横浜流星、広瀬すず。饒河街観光夜市(ラオハージエイエシー)にて

【画像】台湾・ソウルキャンペーン中の写真を大量公開
本作は、「第20回本屋大賞」を受賞した凪良ゆうの同名小説を、横浜と広瀬のダブル主演で映画化。瀬戸内の島で出会った櫂(横浜)と暁海(広瀬)の15年間を描く。日本では10月9日に公開され、公開2週目で興行収入10億円を突破した。
最初の訪問地となった台湾では、現地公開翌日の17日、樂聲影城(LUX CINEMA)でレッドカーペットイベントを開催。1000人を超える観客が集まり、3人は「ダージャーハオ(皆さん、こんにちは)」と現地の言葉であいさつした。
約100媒体が参加した記者会見では、横浜が役作りについて「高校生の時は62キロぐらいにしてあどけなさを出し、東京のシーンでは58キロにして、最終的には48キロまで落としました」と説明。スタッフの支えに感謝しながら、「櫂の気持ちになると、もう誰もいなくなってしまったという孤独を感じる部分は多かったので、精神的にはつらかった」などと振り返った。
広瀬は自身と暁海の違いを聞かれ、「暁海のように慎重に、そして捨てることのできない優しさや、ある意味弱さと強さを両方持っている部分は私とは違ってうらやましいなと思う部分でもあったりします」と語った。
台湾では2日間で計5回の舞台あいさつを実施。観客から櫂の“クズっぽい”一面を指摘され、横浜が「クズかぁ…」と肩を落とし、会場の笑いを誘ったことも。一方で「原作を読んで櫂は自分だなと思えたんです」と明かし、「自分に降りかかる全てを勝手に1人で背負い込んで自滅していくみたいな、そういう部分は見ているとすごく共感できるし理解できたんです」と役への思いを語った。
広瀬は横浜について「お芝居、映画というものにすごく少年のような好奇心を持っていて楽しんでいる姿を見ていました。今回の現場は今まで以上に流星くんについていこうと思える存在でした」と信頼を寄せた。
祖父が台湾出身の藤井監督は「ルーツのある台湾にこの3人で来られてうれしいです!」と喜びを表現。撮影中の横浜については「すごく集中しちゃってるので。僕達ってほとんど仕事や芝居のこととかしか話さないんですよ」と話しつつ、「今回の宣伝活動で来たアジアキャンペーンで流星はハートマーク覚えました!」と明かし、会場を和ませた。
横浜と広瀬は、饒河街観光夜市にも足を運んだ。初めて台湾を訪れたという横浜は「みなさん温かくて愛があって、言語とかは関係なくこの作品が届いたことがうれしくて」と感激。広瀬も、文化の異なる場所で作品が温かく迎えられたことを「肌で実感できました」と語った。
続いて訪れたソウルでは、10月28日の韓国公開を前に、ロッテシネマ ワールドタワーで計7回の舞台あいさつを実施。横浜は広瀬との3度目の共演を振り返り、「これまで共演した過去2作は本当にどれも濃密で…すごく複雑だったので…3度目の共演にしてようやく、ちゃんとした恋愛ができました」と語った。
その上で、限られた撮影期間で櫂と暁海の関係を築くことの難しさに触れ、「本当に広瀬さんが暁海を生きてくれたから成り立ちましたし、本当に現場でも心強かったです。とても感謝しています」と伝えた。広瀬の演技には「瞬発力と爆発力には毎回驚かされて刺激をもらっていました。カメラが回った瞬間のあの集中力は本当に凄まじいなと思います」と賛辞を贈った。
一方、広瀬は「暁海にとって櫂は一緒にいると心が落ち着いて深呼吸ができる場所」と表現。役作りについては、撮影が進むにつれて櫂の変化を目の当たりにし、「変わらないでいたい」という思いが生まれたといい、深呼吸によって自分の中にリズムを作ることを意識していたと明かした。
最後の舞台あいさつでは、『オールド・ボーイ』などで知られるパク・チャヌク監督からのコメントがサプライズで届けられた。藤井監督は、昨年の釜山国際映画祭で対面し、監督作『しあわせな選択』にコメントを寄せた縁を説明。「僕にとっては偉大な、大好きな監督のひとりで、非常に驚いているとともにうれしい気持ちでいっぱいです!」と笑顔を見せた。
横浜は観客に向け、原作を読んで「今を生きる方々に届けるべき作品だと思って凪良先生に手紙を送り、藤井監督に託しました」と映画化への思いを熱弁。「この作品が皆様にとっての一番星のような作品になることを願っております」と語り、心に響くものがあれば作品を広めてほしいと呼びかけた。
キャンペーンを終え、横浜は「言葉の壁や文化を超えて届けられるんだなと希望を感じました」と振り返った。広瀬も「アジアキャンペーンも初めてだったので、すごく豊かな時間でした!」と充実感をにじませ、藤井監督は「自分の作った作品が海を越えてたくさんの人に届けられて、日本映画をもっと知っていただける機会がもっと増えていけば面白くなるんじゃないかと思います」と語っていた。
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