小泉防衛相がインドネシア国防相と会談 防衛協力拡大へ署名

2026/05/04 20:47 

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 小泉進次郎防衛相は4日、インドネシアのシャフリィ国防相とジャカルタの国防省で会談し、防衛協力を進めるための取り決め(DCA)に署名し、高官級の「統合防衛対話メカニズム」を創設することを確認した。閣僚級に加え、政策面は事務次官級、運用面は制服組トップの統合幕僚長級での実施を想定する。

 共同プレス声明によると、小泉氏は会談で防衛装備移転三原則と運用指針を改定し、装備品の輸出ルールを緩和した日本政府の方針を説明し、インドネシアとの連携を拡大する意図を強調した。シャフリィ氏は、国益などインドネシアの長年の基本方針と整合する範囲で、協力分野を検討していく用意があると伝えた。両氏は、両国の海洋抑止力の向上に資する防衛装備・技術分野の協力の方向性で一致し、事務レベルでの検討を指示した。海上自衛隊の中古潜水艦のインドネシア軍への輸出が念頭にある。

 小泉氏は会談に先立ち、「国際情勢が複雑化、緊迫化する中で、地域の安定に大きな影響力と責任を有する両国の連携は一層重要だ」と述べた。シャフリィ氏も「具体的な協力関係を防衛産業や人的交流の分野でそれぞれの国益を考慮しながら進める」と語った。【ジャカルタ竹内望】

毎日新聞

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