簗氏の進退、国民・玉木氏「判断する時近づいている」 野党攻勢

2026/10/13 19:02 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 簗和生農相による地元自治体の道路予算を「カットした」との発言を巡り、野党各党は13日も攻勢を強めた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は13日の記者会見で、簗氏の問題が「明らかに政策の円滑な執行に悪影響を与えつつある」と指摘。予算委員会での説明ぶりなどを見定めるとし「国民が納得できる状況にできないのであれば、潔く判断をする時が近づいてきている」と進退の判断を促した。

 立憲民主党の水岡俊一代表は会見で「今回の発言は、実際に予算が削減されたかどうかに関わらず、政治が公正な行政判断をゆがめることを認めた内容だ。こうした認識を持つ政治家が実際に予算配分権を持つ大臣の座に就いていることは適切ではない」と言及。公明党の岡本三成代表も「地域を回る中で、有権者、とりわけ納税者の多くが大変怒りを持っているのを改めて実感した」と指摘した。

 参院の野党6党は簗氏に対する問責決議案提出を検討している。参院で野党第1党の立場にある立憲の水岡氏は「まずは(衆院)予算委での首相や簗氏の説明を聞きたいが、現状のままであれば厳しい対応を検討していくことになる」と語った。野党は14日にも、問責決議案の提出や今後の対応について協議する見通し。

 一方、自民党の梶山弘志総務会長は会見で「我々も注意深く予算委員会のやり取りを見たい。本人の責任においてしっかり説明をするということが第一だ」と語り、簗氏の説明を注視する考えを示した。

 自民の青木一彦参院幹事長は、野党が問責決議案の提出を検討していることについて「国会運営に影響を及ぼすことがないように最小限にとどめるべく、これから努力をしたい」と述べた。発言については簗氏が謝罪と撤回をしているとの認識を示し「どれだけ理解が深まるかということに尽きる」と述べた。【源馬のぞみ、林由紀子、井口彩、鈴木悟】

毎日新聞

政治

政治一覧>