富士山が初冠雪 平年より21日遅く、過去3番目の遅さ

2025/10/23 09:39 

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 甲府地方気象台は23日、富士山(3776メートル)で初冠雪を観測したと発表した。1894年の観測開始以来最も遅かった昨年より15日早いが、平年よりは21日遅く、過去3番目の遅さ。

 気象台職員が午前6時ごろ、冠雪を目視で確認した。富士山頂に雨雲がかかった22日の日中から、断続的に雪が降ったとみられる。山頂付近の気温は23日午前1時に氷点下6・4度を記録した。

 今年は9月に入っても残暑による高温が続き、雪をもたらす北からの冷たい空気が入り込みにくかったことが、平年より遅れた理由という。【小川祐希】

毎日新聞

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