検察審査員の氏名流出 山口地検が一転、流出先に文書返却を依頼

2026/07/06 22:38 

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 山口地検岩国支部が検察審査会の審査員11人の氏名を外部に流出させた問題で、地検は6日、流出先の山口県岩国市の男性に審査員の氏名が記載された文書の返却を依頼した。男性が取材に明らかにした。男性は返却するかは「検討する」としている。

 男性は自身が絡んだ事件について審査員が不当な不起訴相当議決をしたとして、審査員11人を容疑者不詳のまま公務員職権乱用などの疑いで刑事告訴した。地検支部は11人を不起訴(容疑なし)とし、1月に男性に通知した。その際、通知書と処分理由告知書の2通に審査員11人の氏名を誤って記載し、個人情報が外部に流出した。

 男性によると、6日午後に山口地検の次席検事から電話で「回収させてほしい」と言われたという。

 地検は1月の流出以降、審査員のプライバシーの保護と生活の平穏を脅かす恐れを理由に男性に接触してこなかった。毎日新聞が6月25日に報じたことで氏名流出の事実が明らかになり、状況が変わったと判断したとみられる。

 検察審制度は審査員を保護するため、誰が審査員を務めたのかを秘匿する運用となっている。【志村一也】

毎日新聞

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