中国の弾道ミサイル「日本領域やEEZ上空を通過せず」 官房長官

2026/07/06 17:20 

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 木原稔官房長官は6日の記者会見で、中国海軍が戦略原子力潜水艦から発射した弾道ミサイルについて、「我が国の領域や排他的経済水域(EEZ)の上空を通過したことは確認されていない」と説明した。日本関連の航空機や船舶の被害情報も確認されていないという。

 木原氏は中国側の発射意図について「確定的に答えることは差し控える」としつつ、「中国は国防費を継続的に高い水準で増加させ、十分な透明性を欠いたままICBM(大陸間弾道ミサイル)を含む核・ミサイル戦力を急速に増強させている」と指摘。「中国の軍事動向は、我が国と国際社会の深刻な懸念事項になっている。引き続き情報の収集分析に努め、警戒監視に全力をあげる」と述べた。

 これに先立ち政府は、在北京日本大使館が中国国防省から、弾道ミサイルを発射すると説明を受けたと発表した。

 内閣官房などによると、中国側が発射を通告したのは6日昼ごろ。5日には、海上保安庁が中国当局から「潮岬(和歌山県)南等において宇宙ゴミ落下に伴う区域の設定を行う」と情報提供を受けた。設定区域の一部には日本のEEZが含まれていたため、海保は航行警報、国土交通省は航空情報(ノータム)を出し、周辺の船舶や航空機に注意を呼びかけた。【高橋祐貴、原諒馬】

毎日新聞

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