北原白秋の詩から作った組曲 出身地の福岡・柳川で初披露へ

2026/07/13 06:15 

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 福岡県柳川市と同市民文化会館の自主事業実行委(会長=橋本秀博・市教育長)は、市出身の詩人、北原白秋の詩から組曲「柳河の水に〜混声合唱、ピアノと弦楽四重奏のための〜」を完成させた。17日午後6時半、同会館で、公募した市民合唱団とポーランド人のピアノ奏者、イグナツ・リシェツキさん(45)らの演奏で初披露する。

 福岡市在住のリシェツキさんをディレクターに迎え、2023年から同会館で毎年開いている「五つ星コンサート」の取り組み。白秋の生涯を合唱劇にした経験がある神奈川県の作曲家、寺嶋陸也さん(62)に曲作りを依頼した。

 寺嶋さんは柳川市を視察した上で、花蓮(はなはちす)▽鵲(かささぎ)▽アラビアンナイト物語▽旅役者▽ふるさと――と白秋の短歌と詩5作品を組み合わせ、流麗で時に神秘的な組曲を仕上げた。

 合唱団員は市ホームページや市報で募り、県外を含めた35人が応じた。5月から毎週日曜に練習を重ね、7月4、5日は寺嶋さんも訪れて指導を受けた。

 寺嶋さんは「白秋は日本一の大詩人。新しい曲を作れてうれしく思う。ピアノに弦楽器が入り、いろんな音色が聞こえる」と言い、リシェツキさんも「寺嶋さんの曲は聞きやすく、日本のハーモニーを感じる」と印象を語る。

 音楽未経験ながら合唱に参加する同市の自営業、荒巻徹志さん(59)は「みんなの足を引っ張らないようにしつつ思い切り楽しみたい」、宮崎市の会社員、吉元仁美さんも「白秋の詩の世界がより深く見えてくる」と来場を呼び掛けている。

 コンサートではリシェツキさんら音楽家5人が「ウクライナへの祈り」をテーマにした6曲も演奏予定。全席指定4000円。同会館(0944・73・7777)。【降旗英峰】

毎日新聞

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