華麗に舞い、「ソーリャ!」 岸和田で熱いだんじり祭りスタート

2026/09/19 10:05 

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 大阪府岸和田市で19日、だんじり祭りが始まり、ひき手の「ソーリャ、ソーリャ」の掛け声に合わせ、34台のだんじりが街中を駆け巡った。曲がり角で勢いよく走りながら方向転換する迫力満点の「やりまわし」が披露されると、歓声が上がった。20日まで。

 岸和田地区と春木地区の2カ所で開かれ、大きなだんじりは高さ4メートル、重さ4トンを超す。1台ごとに各町のそろいの法被を着たひき手300~500人が綱をひいたり、後方から肩で押したりして繰り出した。

 祭りの花形の「大工方」はだんじりの屋根に立ってうちわを手に華麗に舞い、後方のひき手に進行方向を指示した。太鼓や笛、鉦(かね)の音が勇壮な祭りを盛り上げた。

 神戸市東灘区の会社員、上田すみ子さん(40)は「見ていて気分が高揚した。太鼓の音が体の奥まで響いて心地よかった」と話した。

 午後1時から、だんじり22台が順番に南海電鉄岸和田駅の駅前通商店街のアーケードを疾走するパレードがあり、駅前でひき手がクラッカーを鳴らしたり風船を飛ばしたりした。

 祭りは1703(元禄16)年、岸和田藩主の岡部長泰が五穀豊穣(ほうじょう)を祈願して始めたという説がある。例年、2日間で35万人前後が訪れる。【中村宰和】

毎日新聞

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