日本航空石川、敦賀気比など4強入り 高校野球秋季北信越大会

2024/10/13 16:13 

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 高校野球の秋季北信越大会は13日、石川県立野球場などで準々決勝4試合があり、4強が出そろった。高岡第一(富山3位)は延長タイブレークの末、大野(福井3位)を9―6で振り切り、日本航空石川(石川3位)は福井工大福井(福井2位)に2―1で逆転サヨナラ勝ちした。

 小松工(石川2位)は新潟明訓(新潟1位)に7―0で七回コールド勝ちし、敦賀気比(福井1位)は松本第一(長野1位)に3―0で勝利した。新潟、長野両県勢は姿を消した。

 準決勝は19日に石川県立野球場であり、高岡第一―日本航空石川、小松工―敦賀気比がそれぞれ対戦する。【下河辺果歩】

 ◇高岡第一・村本忠秀監督

 自分たちで苦しい展開を作った中で、最後は勝てた。反省点もあるが、選手たちにとっても自信になったのではないか。

 <先発の前田侑大投手は5回2失点>

 前田の先発は、昨日相手が決まった時点で決めていた。調子は悪くなかったが、まだ1年生の甘さ、経験のなさが出た。でも5回を投げられたことは経験として良かった。

 <準決勝に向けて>

 もう一度守りのミスをなくして、自分たちのリズムで試合ができるようにしたい。

 ◇敦賀気比・管田彪翔投手

 <先発で7回無失点の好投>

 昨日の試合では決まらなかったチェンジアップが、今日の試合ではカウントを取る球としても使えた(のが良かった)。

 <五回は満塁のピンチを無失点で切り抜けた>

 「ここで打たれたらやばい」という気持ちで臨むのは良くないと思った。捕手からも「思い切って」と言われたので、自分の球をしっかりと投げられた。

 <準決勝に向けて>

 次の1勝は意味のある勝利になると思うので、1週間空くが今のうちから気持ちを入れて頑張っていきたい。

毎日新聞

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