JFE西日本・内田監督「良いリズム、全ては守備」 日本選手権
第49回社会人野球日本選手権大会は第10日の7日、京セラドーム大阪で準々決勝があり、JFE西日本がJR東海に3―0で勝ち、準優勝した第44回大会(2018年)以来、5大会ぶりの準決勝進出を決めた。JFE西日本・内田聡監督の試合後の主なコメントは次の通り。
◇JFE西日本・内田聡監督
結構走者を出したので、攻撃に注目されがちだが、バッテリー中心にしっかりと守ってくれたのが、攻撃の良いリズムにつながった。(勝因の)全ては守備だと思う。
<先発した大石将斗を四回から救援した津山裕希が最後まで無失点>
津山が一人一人、丁寧に投げてくれた。正直思ったよりよく投げてくれた。大石も(一回の)ピンチを抑えるなど悪くはなったが、絶好調ではなかった。津山の調子が良かったし、打者が一巡したので、目先を変えようと思い切って継投の選択をした。準備はしていたので想定内。
(攻撃は)先制点を取れたのが大きかった。中盤から終盤が勝負だと思っていたので、リードしても、「最後まで絶対にもつれるから、攻撃も守備も集中してやろう」と言っていたことがしっかりできた。
まずはベスト4を目標にずっとやってきたので、一旦クリアした。戦える力は十分あると思うので、このいい勢いに乗っていきたい。
<第31回大会(2004年)に優勝>
(優勝すれば)20年ぶり。当時僕はまだ選手だった。若いチームなので、(次戦も)明るく前向きに、うちらしくやりたいなと思う。
(準決勝の相手は前々回王者のトヨタ自動車。勝敗を分けるポイントは)やっぱり投手だと思う。後は守り。無駄な四球、バント失敗、エラーなど自ら崩れないように、しっかりと守備からリズムを作りたい。
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