横綱昇進確実にした大の里 「達成感と充実感」 千秋楽から一夜明け
大相撲夏場所で2場所連続4回目の優勝を果たし、横綱昇進を確実とした大関・大の里(24)が千秋楽から一夜明けた26日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で記者会見し、「優勝は何回やってもうれしい。達成感と充実感がある。(綱取りに)一回で成功できてうれしい」と喜びを語った。
場所前は体調不良で調整不足が指摘されていたが、急ピッチで状態を上げて初日を迎えた。「親方(二所ノ関親方=元横綱・稀勢の里)にも胸を借りて、休むことなくしっかり稽古(けいこ)できた。自信はあり、初日からいい相撲をとれて流れに乗れた」
持ち味の前に出る馬力を生かして14日目まで無傷で白星を重ねたものの、千秋楽では横綱・豊昇龍に上手ひねりで屈した。
自身初の全勝優勝で締めくくることはできず、「悔しいです。また全勝を目指したい」とさらなる精進を誓った。
日本相撲協会は26日夕の横綱審議委員会(横審)に昇進を諮問する。
横審で出席委員の3分の2以上が賛成すれば推薦され、28日に開かれる名古屋場所の番付編成会議と臨時理事会を経て「第75代横綱・大の里」が正式に誕生する。
新横綱の誕生は、今年1月の初場所後に昇進した豊昇龍以来となる。
日本出身横綱が誕生すれば、大の里の師匠で、2017年の初場所後に昇進した稀勢の里以来8年ぶり。
大の里は石川県出身。新潟県立海洋高から日体大に進み、二所ノ関部屋に入門した。
23年夏場所で幕下10枚目格付け出しで初土俵を踏み、所要13場所で番付の最高位に立つ。
年6場所制となった1958年以降初土俵の力士では、73年の夏場所後に昇進した輪島の21場所を抜いて最速記録となる。【黒詰拓也】
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