「外の立場から発展に貢献」 元横綱・白鵬の宮城野親方、9日会見へ

2025/06/02 20:35 

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 日本相撲協会を退職することが決まった宮城野親方(元横綱・白鵬)が9日に東京都内で記者会見を開くことになった。2日、「白鵬翔」の名で、報道各社に文書で連絡した。

 文書では、自らの退職届が協会に受理されたことに触れ、「これまで相撲道一筋に歩んでまいりました力士としての人生は、多くの皆様の温かいご支援とご指導があってこそ成し得たものであり、心より深く感謝申し上げます」と相撲界などに感謝の意を示した。

 今後については「日本の誇る『相撲』という文化をより広く、次の世代へと伝えていくために、協会の外の立場から、その発展に貢献していく決意を固めました」と説明し、「相撲の未来を世界中の人々とともに築いていく活動に力を注いでまいります」と記した。

 自らは現在、故郷のモンゴルに滞在中で、モンゴル相撲の大横綱だった父ムンフバトさん(故人)の記念銅像除幕式に参列する予定だという。

 記者会見では「私自身の真意をご説明するとともに、今後の活動につきまして、改めて正式にご報告させていただきます」としている。【飯山太郎】

毎日新聞

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