Honda熊本が九州第2代表 2年ぶり18回目の都市対抗本大会へ

2025/06/08 11:38 

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 第96回都市対抗野球大会の九州2次予選は8日、福岡・小郡市野球場で第2代表決定戦があり、Honda熊本(熊本県大津町)がKMGホールディングスに6―1で勝利して、2年ぶり18回目の本大会出場を決めた。KMGホールディングスは2大会連続の東京ドーム切符を逃した。

 Honda熊本は、山本卓弥選手の2打席連続アーチなど3本塁打で試合を優位に進めた。投手陣は2年目の先発右腕・寺沢神投手が試合を作り、島袋圭亮投手、片山雄貴投手も好救援した。

 本大会は全国12地区の予選を勝ち抜いた31チームと、前年覇者で推薦出場する三菱重工East(横浜市)の顔ぶれ。8月28日に東京ドームで開幕し、九州は第1代表の西部ガス(福岡市)と第2代表のHonda熊本が出場する。【角田直哉】

 ◇Honda熊本・山本卓弥選手

 <一回に右越えソロ、三回には右越え2ランと2打席連続本塁打>

 いい感触で打てました。人生でも2打席連発は、初めてだと思います。オープン戦でも対戦していた投手で、ある程度どんなボールが来るかは分かっていたので、ある程度(狙いを)絞っていきました。

 <宮崎梅田学園との初戦黒星からスタートした>

 直前のオープン戦でも(宮崎梅田学園に)負けていて嫌なイメージがある中での試合でした。固まってしまったというか、歯車がかみ合っていなかった。「大丈夫かな」という気持ちもあったんですけど、稲垣さんや上の人たちが盛り上げてくれたので、それに皆がうまく乗っていけたのかなと思います。

 <2年ぶりの本大会出場>

 2次予選でも第2代表決定戦以外はチームに迷惑を掛けてしまいました。次は自分が引っ張るくらいの気持ちで、まずは打つほうで貢献していければと思います。

毎日新聞

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