夏の甲子園、暑さ対策で審判が白帽子着用へ 温度上がりにくく

2025/06/06 21:13 

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 日本高校野球連盟と朝日新聞社は6日、今夏の第107回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、阪神甲子園球場)について、暑さ対策で審判委員が白色の帽子を着用すると発表した。これまでの黒、紺色の帽子より温度が上がりにくいとされる。

 前回大会から塁審に認められた白色シューズの着用を球審にも広げる。

 最も暑い時間帯を避けるため、午前と夕方の2部制で実施する1日4試合日の終了時間も決めた。

 午前に行われる第2試合は、午後1時半から新たなイニングに入らず、同1時45分で一旦、打ち切る。夕方の部も午後10時を過ぎると新たなイニングに入らない。ともに翌日以降に継続試合を行う。午後10時以降の鳴り物での応援も禁止された。

 出場校の宿泊補助費は1人1泊8000円から1万円に増額する。昨年、4000円から倍増したばかりだが、宿泊費の高騰を考慮した。

 また、日本高野連は今年度から台湾との国際交流事業を始める。2年に1回の交流を予定しており、今年度は12月下旬に北海道地区と九州地区の選抜チームを台湾に派遣する。【長宗拓弥】

毎日新聞

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