中国認定チベット「活仏」と習氏が面会 「宗教の中国化」を要求
中国の習近平国家主席は6日、北京市で、中国政府がチベット仏教指導者パンチェン・ラマ11世と独自に認定したギャインツァイン・ノルブ氏と面会した。ノルブ氏は「習氏の教えを肝に銘じ、共産党の指導を支持し、祖国の統一と民族の団結を擁護する」と述べた。
今年はチベット自治区創立60年にあたる。習氏はノルブ氏に「中華民族の共同体意識や『宗教の中国化』を推進する」よう求めた。欧米から「同化政策」との批判もあるチベット政策を正当化し、インドに亡命中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世をけん制する狙いがあるとみられる。
チベット仏教の高僧は「輪廻(りんね)転生」制度で生まれ変わり(活仏)と認定された少年に引き継がれる。だが、1995年、パンチェン・ラマ10世の後継選びでは、ダライ・ラマ14世が認定した少年を中国政府が認めず、一方的にノルブ氏を後継に据えた。【北京・河津啓介】
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