日本製鉄鹿島、中軸のバットで延長戦制し9年ぶりの雪辱 都市対抗
◇都市対抗野球大会1回戦(2日、東京ドーム)
◇○鹿嶋市・日本製鉄鹿島5―4札幌市・JR北海道クラブ●
鹿嶋市にとって、札幌市はJR北海道だった第87回大会で1―2で敗れている相手だ。鹿嶋市は、クラブチームになった札幌市との延長タイブレークを制し、9年ぶりに雪辱を果たした。
就任1季目の藤沢英雄監督は「本当に勝ててホッとしています」。試合を決めたのは、中軸のバットだった。
延長十回、相手を無得点に抑えた直後の無死一、二塁で、3番・生田目忍が打席に入った。6年目で主将を務める生田目は、前の打席で適時打を放っている。藤沢監督は「生田目、今里が打たないと勝てない。腹をくくって任せた」と振り返る。
生田目はバントの構えを見せながら、三遊間への打球が遊撃内野安打となり、満塁に好機を広げた。「いいところに飛んでくれた。藤沢監督に『ホームランを打ってこい』と言われて、ああいうヒットにつながった」
都市対抗初出場の3年目の4番・今里凌は力みすぎてそれまでの4打数で無安打、2三振と精彩を欠いていた。それでも「4番の仕事が来たなと思った。ゴロではなく、外野フライのイメージで打席に入れた。積極的に初球から振っていこう」。札幌市の3番手・村上大芽(北海道ガスからの補強)の初球、139キロをとらえる。打球は中堅への飛球となり、俊足の池間誉人(たかと)がサヨナラのホームを踏んだ。
中盤までリードを許す苦しい展開だった。七回に相手のミスに乗じて勝ち越したが、直後の八回にバッテリーミスで追いつかれた。藤沢監督は「1回戦は簡単じゃない。ミスが出ると、流れが来ない」と初戦の難しさを口にした。
2回戦は太田市・SUBARUと対戦する。北関東2次予選の第1代表決定戦で4―5で敗れている相手だ。藤沢監督は「挑戦者としてぶつかっていきたい」。雪辱を果たす舞台は整った。【武藤佳正】
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