JR西日本・田村 10年連続出場に自ら花添える一発 都市対抗野球
◇都市対抗野球大会1回戦(2日、東京ドーム)
◇広島市・JR西日本―横浜市・ENEOS
美しい弧を描いた白球がライトスタンドで弾んだ。広島市の2番・田村強が一回に放ったソロ本塁打。10年連続出場の節目を自らのバットで祝った。
横浜市の左腕・阿部雄大の外角高めの真っすぐを流し打った。長く4番を務めていたチーム屈指の強打者。その力量を大舞台で見せつける一発だ。大歓声を浴びながら悠然とダイヤモンドを一周し、ベンチに戻って仲間と手をたたいて歓喜を分け合った。
岡山・玉野高、大体大を経て入社。当初は遊撃手だったが、途中から一塁手に転向し「自分が生きていくには打撃しかない」と長打にこだわってきた。
今季は「走者を進めやすい」と右方向への強打を意識し、投手側の左足を本塁寄りに構える「クローズドスタンス」に変更。向上心は尽きない。「この方がスイングスピードが上がる。膝にダメージがありますが、仕方ない」とあっけらかんと笑う。
現在の職場は地元でもあるJR岡山駅。以前、試合を応援に来た同僚から「職場が昔一緒だった人と球場で会えた」と聞き、うれしくなった。野球は会社の人たちをつなぐもの。青で染まった東京ドームのスタンドが、何よりの活力だ。【石川裕士】
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