第９６回都市対抗野球大会は第１１日の７日、東京ドームで準決勝があり、春日井市・王子が浜松市・ヤマハに６―２で勝ち、準優勝した第７９回大会（２００８年）以来１７年ぶりの決勝進出を果たした。

　浜松市は、２年ぶりの決勝進出はならなかった。

　春日井市は、第７５回大会（０４年）以来２１年ぶり２回目の優勝を懸け、８日の決勝で岡崎市・三菱自動車岡崎と対戦する。

　春日井市が逆転勝ち。１点を追う八回２死から細川の適時打で追いつき、代打・大杉の３ランで勝ち越した。九回も高垣の適時打などで突き放し、２投手の継投でしのいだ。浜松市は３番手の梅田が一発に泣き、九回は大本のソロで１点を返すにとどまった。