ニューイヤー駅伝、シード制と全国統一予選会導入 27年から

2025/11/10 16:31 

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 日本実業団陸上競技連合は10日、毎年元日に群馬県で開催している全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、毎日新聞社など共催)にシード制と全国統一予選会を導入すると発表した。

 2027年元日の全日本大会から上位チームにシード権を与えた上で、27年秋に統一予選会を実施し、28年元日の大会の出場チームを決める見込み。シード枠数は検討中。

 全日本大会はこれまでシードがなく、秋に実施される全国6地区(東日本、中部、北陸、関西、中国、九州)の予選を突破したチームが出場権を得ていた。出場枠は、各地区のチームの前回大会結果で決めてきた。

 予選統一化は緊張感を高め、大会への注目を集める狙いがある。また、シード権争いにより、レース終盤の盛り上がりを期待している。

 日本実業団陸上競技連合は、統一予選会の開催地を公募。決まらない場合は、全国統一予選の開始を遅らせる可能性がある。

 全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)でも、15年から前回大会でシード権を得たチームと全国統一予選会を突破したチームが出場する形式になった。【岩壁峻】

毎日新聞

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