カンザス州立大の井上心太郎選手がアスレチックスとマイナー契約

2026/07/15 14:43 

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 高校野球の強豪、山口・高川学園高から米国の大学に野球留学した井上心太郎選手(23)が15日までに、米大リーグ(MLB)のアスレチックスとマイナー契約を結んだ。留学を支えてきた「IAA Sports Management」が発表した。

 井上選手は山口市出身。高川学園高3年だった2021年夏、立石正広選手(現阪神)を擁するチームは甲子園に出場したが、自身は控え選手で試合には出られなかった。大会後、両親の勧めもあり、「日本の大学より、思い切って米国で挑戦したい」と留学を決意。卒業後に渡米した。

 ネブラスカ州にある2年制の大学で結果を出すと、複数の4年制大学から誘われ、24年夏にカンザス州立大に編入した。全米でもトップクラスのリーグで転校1年目から公式戦全58試合に出場。一発がある長打力と状況に応じた器用な打撃を持ち合わせて主力選手となり、遊撃や二塁を守った。

 大学最終年の今季もレギュラーとして活躍。57試合で打率2割7分8厘、6本塁打、34打点を記録した。試合に出続けて安定した成績を残せるのが強みで、メジャーの複数球団が関心を示していた。

 日本時間12、13日に行われたMLBのドラフト会議で名前が呼ばれることはなかったが、IAA Sports Managementによると、指名されなかった選手が各球団と契約交渉できる制度でアスレチックス入りが決定。井上選手は14日に球団とサインし、近々チームに合流するという。

 井上選手は「ドラフト終了直後にスカウトの方から真っ先に電話をいただきました。自分を必要としてくれていると感じ、挑戦したいという気持ちが固まりました。本当の勝負はこれからです。アスレチックスの一員としてプレーできることに感謝し、全力で挑戦していきます」とコメントを寄せた。【黒詰拓也】

毎日新聞

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