ブルガリア、「有志国連合」離脱を表明 ウクライナ不支持鮮明に

2026/07/15 09:53 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ブルガリアのラデフ首相は14日、ウクライナを支援する英仏などの「有志国連合」について「ブルガリアの居場所ではない」と述べ、離脱する意向を表明した。5月に首相に就任したラデフ氏は親露的な立場をとっており、欧州各国と歩調を合わせていた前政権からの転換が鮮明になった。

 欧米メディアによると、ラデフ氏は訪問先のパリで記者団に対し「我々はウクライナへの継続的な財政的・軍事的支援を掲げる連合体には参加しない」と説明した。ロシアによるウクライナ侵攻には「外交的な取り組み」が必要だと強調した。

 ラデフ氏は、6月にウクライナへの無償の武器供与を停止すると表明するなど、ウクライナ支援に消極的な姿勢が目立っている。ロイター通信によると、13日にパリで開かれた有志国連合の会合でも、ウクライナのゼレンスキー大統領ら約25人の首脳らが参加したが、ラデフ氏は夕食会にしか出席しなかった。

 有志国連合にはこれまでに30カ国以上が参加し、停戦後のウクライナの「安全の保証」などについて議論してきた。マクロン仏大統領はラデフ氏に対し、前政権に続き参加を継続するよう求めていたという。【ベルリン五十嵐朋子】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース