「穏やかで紳士な方」PL学園元監督・中村さんが語る渡辺元智さん

2026/08/17 20:28 

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 神奈川・横浜高の野球部監督として春夏の甲子園で計5回優勝し、米大リーグ・レッドソックスなどで活躍した松坂大輔さんらを育てた渡辺元智(わたなべ・もとのり)さんが17日、死去した。81歳だった。

 甲子園で対戦経験があり、同じ指導者として高校野球界を引っ張ってきたPL学園元監督の中村順司さんは「私の甲子園の最後の試合が渡辺先生の横浜高校でした。私と接するときはとても穏やかで紳士な方でした」と思い出を振り返った。

 交流は1990年ごろの招待試合からだったという。甲子園での対戦は1度きりで、その試合が中村さんにとってPL学園で指揮を執った最後の試合だった。

 98年の選抜大会準決勝。松坂大輔さんを擁する横浜に対して六回に2点を先行。しかし、八回に同点に追いつかれると九回に勝ち越されて敗れた。

 中村さんはその日の試合を今でも鮮明に覚えているという。

 6年ほど前には渡辺さんと対談し、「お元気そうでした」と懐かしんだ。

 開催中の全国高校野球選手権大会で横浜は8強入り。18日の準々決勝では花巻東(岩手)と対戦する。

 中村さんは「渡辺先生も母校の活躍を楽しみにしているのかなと思っているところでした。残念です……。ご冥福をお祈りします」と話した。【村上正】

毎日新聞

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