首位攻防3連勝の阪神 そつない試合運びで巨人と4.5ゲーム差

2026/08/30 23:04 

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 ◇○阪神3―1巨人●(30日・甲子園)

 先手を取り、リードを広げ、そのまま逃げ切る。優勝を争う2位・巨人との3連戦、阪神は実にそつのない戦いぶりで3連勝し、ゲーム差を4・5まで広げた。

 2連勝して迎えたこの日も早々に主導権を握った。三回無死満塁から、近本光司が中前に運んだ打球が中ゴロとなって1点を先制した。

 なお1死一、三塁で迎えた中野拓夢の打席の途中で、相手捕手の大城卓三が負傷交代するアクシデントがあった。しばらく試合が中断したが、中野は集中力を切らさなかった。再開後の初球、浮いたチェンジアップを中前に運び、2点を追加。「ストライクゾーンで勝負してくると思っていた」と胸を張った。

 先発の才木浩人はたびたびピンチを招くも6回無失点の粘投。カード初戦の村上頌樹、2戦目の大竹耕太郎も含め、3戦続けて先発投手が試合を作った。七回以降はリリーフ陣がリードを守り、最後は4連投の工藤泰成が「気持ちが先行してしまう部分もあったが、冷静に投げられた」と最少失点にしのぎ、試合を締めた。

 独走状態で優勝まで駆け抜けた昨季と違い、今季は巨人との競り合いがシーズン終盤まで続いてきた。それでも、巨人に直接対決で7連勝中と相性の良いことが29日に優勝マジックが点灯した大きな要因だ。

 中野は「この3連戦が大事だと分かっていた。良い緊張感の中、集中力高くプレーできていた」と語る。その言葉通りの戦いぶりで、優勝への道筋をつけて8月を終えることができた。【吉川雄飛】

毎日新聞

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