西武・カナリオがサヨナラ弾、CSファーストステージ突破に王手

2026/10/10 20:47 

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 ◇○西武3―2日本ハム●(10日・ベルーナ)

 レギュラーシーズンの対戦成績が12勝12敗1分けの五分だった両チーム。やはり互いに譲らず、試合は延長戦までもつれ込んだ。決着をつけたのは西武の1番・カナリオの一振りだった。

 2―2の十回1死。日本ハム・細野晴希が投じた初球の甘い変化球を豪快に振り抜くと、鋭い打球が西武ファンで埋まった左翼席へ飛び込んだ。6月の日本ハム戦でもサヨナラ本塁打を放ったヒーローは、クライマックスシリーズ(CS)でもアーチをかけて大歓声を浴び、味方の手荒い祝福を受けた。

 この日は相手投手陣にタイミングを外され、前の打席まで2三振を含む4打数無安打だった。だから、いつもより強く「自分を落ち着かせること」を意識して臨んだ。「レギュラーシーズンと同じように集中することができた」と胸を張った。

 西口文也監督は「カナリオが打つとチームが(勢いに)乗る」と、前日記者会見で鍵を握る選手に挙げていた。そのキーマンが大仕事をし、2018年のCSファイナルステージ第3戦でソフトバンクに敗れてから続いていたCSの連敗を9で止めた。CSでの白星は実に8年ぶりだ。

 「私だけの力で勝てたのではない。投手陣が踏ん張り、西川(愛也)選手らの好打もあって最後につながった」と仲間への感謝も忘れなかったカナリオ。来日1年目で欠かせない存在となったドミニカ共和国出身のスラッガーの活躍で、チームはファーストステージ突破に王手をかけた。【黒詰拓也】

毎日新聞

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