労働力人口、初の7000万人超 女性と高齢者の労働参加進む

2026/01/30 08:42 

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 労働市場に参加する人を示す労働力人口が2025年平均で7004万人となり、初めて7000万人を超えた。総務省が30日発表した。女性と高齢者の労働参加が進んだことが押し上げ要因で、3年連続で最多を更新した。

 労働力人口は15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者の合計。1986年に6020万人になってからは、6000万人台で推移してきた。日本の総人口は08年をピークとし11年以降は減少が続くが、女性や高齢者を中心に、労働参加の裾野が広がった。12年の6565万人から増加傾向が続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時減少したものの、24年は6957万人だった。

 厚生労働省所管の独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が24年に発表した推計を上回る勢いになっている。成長分野の市場拡大が進み、女性と高齢者の労働参加が進む前提の「成長実現・労働参加進展シナリオ」でも、ピークの30年で6940万人と予測していた。【宇多川はるか】

毎日新聞

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