日銀がレートチェック実施、円買い介入準備 一時156円台

2026/09/19 19:04 

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 18日深夜から19日未明の外国為替市場で、円相場が1円程度急騰し、一時1ドル=156円台後半を付けた。関係者によると、財務省の指示を受けた日銀が為替介入の準備のため金融機関に為替相場の水準を聞く「レートチェック」を実施した。市場では、政府・日銀が円買い・ドル売り介入に踏み切るのではないかとの警戒感が広がり、円買いが進んだとみられる。

 18日には、日銀が政策金利を1・0%程度から1・25%程度に引き上げることを決めた。金融の正常化に向けた利上げだったが、正副総裁を含む政策委員9人のうち、金融緩和を志向する高市早苗政権下で任命された「リフレ派」の審議委員2人が反対した。

 市場では高市政権が金融緩和の姿勢を維持するとの観測が高まった。植田和男総裁の記者会見で今後の利上げのペースが明らかにならなかったことも重なり、同日午後には約2週間ぶりの円安水準となる1ドル=158円台に一時下落。円売りが優勢となっていた。

 政府・日銀は7月末に円安を是正するため、米国と協調した円買い介入を実施している。介入をちらつかせ円安が再加速しないようけん制する狙いがあったとみられる。【高橋祐貴】

毎日新聞

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