プルデンシャル、完全歩合に近い制度廃止へ 現場トップも固定給

2026/09/18 19:37 

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 営業社員による金銭詐取問題が発覚したプルデンシャル生命保険が、完全歩合制に近い報酬制度「フルコミッション」について、支社長や営業所長で廃止し、固定給を導入する方針を決めたことが判明した。複数の関係者によると、18日開かれた社内会議で幹部役員が表明した。

 ◇営業社員にも最低「月35万円」

 同社は過度に業績に連動するフルコミッション制が、一連の不正を誘発したとの見解を示している。成果を上げられなければ生活困窮を招いていた可能性があるとして、営業社員に対しては「月35万円程度」の最低報酬を設ける方針であることも既に判明。新たに管理職の制度も変更することで、フルコミッションの対象だったすべての職種に対策を打ち出す形となる。

 関係者によると、同社の支社長や営業所長は新人社員の採用活動や社員の営業教育などを担当している。報酬は、営業社員の売り上げなどにより上下するという。

 ◇質疑時間なし 関係者困惑

 一方、同日の社内会議では質疑の時間が設けられず、一方的に制度変更の説明があったという。複数の関係者は「報酬が大幅に減額される可能性がある」と困惑。「幹部から『皆さんは今後のキャリアを考える時期でもある』という発言があった。現場に不祥事の責任を押しつけ、辞めろというのか」との声も出ており、社内に混乱が広がる可能性もある。【横見知佳】

毎日新聞

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