成宮寛貴、復帰作へ万感の思い「いろんな人のご縁があった」 オファーから3年の時を経て完成

2025/04/25 17:08 

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復帰作へ万感の思いを語った成宮寛貴(C)ORICON NewS inc.

 俳優の成宮寛貴(42)、瀧本美織(33)が25日、都内で行われたABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』(毎週木曜 後11:00)の大ヒット御礼 先行試写付きプレミアイベントに登壇。同ドラマは2016年に芸能界引退を発表していた成宮にとって、8年ぶりの俳優復帰作で、復帰後初の舞台あいさつとなった。

【動画】8年ぶり俳優復帰への思いも…約10年ぶりの舞台あいさつに登壇した成宮寛貴

 これまで成宮は復帰後に競馬やボートレースのイベントに登壇していたが、俳優として舞台あいさつに登壇するのは約10年ぶりとなる。会場に成宮が姿を見せるとファンは大歓声を上げていた。

 この日、残念ながら欠席となった城定秀夫監督からのメッセージが読み上げられた。「成宮さん、瀧本さん、『死ぬほど愛して』の撮影では大変お世話になりました。まずは成宮さん、復帰おめでとうございます。このドラマが俳優・成宮寛貴の復帰作であることを監督として誇らしく思っています。神城真人は、僕が今まで手がけてきた作品の中でもとりわけ難しいキャラクターであり、僕自身、この人物についてつかみ切れていない部分が多かったというのが正直なところだったのですが、成宮さんが死力を尽くし、魂を吹き込んでくれました。この魅惑の殺人鬼を作り上げたのは、紛れもなく成宮さんです」と称えた。

 コメントを受けて、成宮は思いを。「うれしいです。この作品をもって本当に復帰させていただいた。いろんな人のご縁があって、支えがあって、この作品に参加できることになったので感慨深いです。ありがとうございました」としみじみ。「この会場にも原作者のお2人がいらっしゃる。そのお2人に『どうしてもやってほしいキャラクターがある』と最初にお話をいただいた。でも、その頃はまだ復帰することを考えてなかった。『ちょっとまだ…』というところで、『そんなにすぐ考えなくていいから。すぐに答えを出さなくていいから』と。そこから少し時が飛んで、3年後のタイミングでまたお誘いいただいた。そのタイミングでマネージャーさんが決まったり、『成宮寛貴』という名前を使えることになったり。いろんな人に支えてもらいながら決まっていった作品。この素晴らしい美織ちゃんとも出会えて、監督に支えていただきながら撮影進めていったので、すごくうれしいです」と万感の思いを語っていた。

 『死ぬほど愛して』は、累計発行部数1億以上突破のヒット作『金田一少年の事件簿』などで知られる天樹征丸氏の同名漫画が原作の純愛サスペンス。『性の劇薬』『女子高生に殺されたい』などを手掛け、『アルプススタンドのはしの方』では第42回ヨコハマ映画祭監督賞、第30回日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞した“鬼才”の異名を持つ城定秀夫監督が本作のメガホンを握る。8年ぶりに俳優復帰したばかりの成宮が狂おしいほどに“魅惑的な殺人鬼”・神城真人(かみしろ・まさと)役で主演を務める。


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