ゴールドジムの高校生向け『第1回マッスル甲子園』でボディ大会に新風、次世代選手育成にも貢献

2025/06/02 14:30 

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「メンズフィジーク高校生の部」(左から)澤端成さん(2位)、朴世温さん(1位)、山本貫太さん(3位)(写真/武井保之 (C)oricon ME inc.)

 ゴールドジムが主催するボディコンテスト『第1回マッスル甲子園』が1日、神奈川・カルッツかわさきで開催された(『マッスルゲート神奈川大会』と同時開催)。キラキラと輝く晴れやかな笑顔を見せた若き精鋭たちが、鍛え抜かれたボティで競いあった。

【写真】バッキバッキに割れた腹筋!鍛え抜かれた肉体美の16歳~18歳による『マッスル甲子園』

 参加者は高校生または16歳~18歳となり、メンズフィジーク高校生の部、ボディビル高校生の部の2種目で頂点が競われた。予選には、メンズフィジーク高校生の部に11名、ボディビル高校生の部に5名が出場。予選審査を経て、メンズフィジークは6名が決勝の舞台へ選出(ボディビルは順位付け)した。

 その決勝ステージは大いに白熱した。規定ポーズやフリーポーズ、Iウォーク、クォーターターンなどパフォーマンスに入ると、『マッスルゲート』恒例の野太い掛け声や雄叫びのような歓声のほか、ティーンの甲高い声援が入り混じり、選手たちを盛り上げた。全ポーズの審査を通して、会場中が大変な熱気に包まれ、順位発表では、選手の名前が呼ばれるたびに大きな拍手と歓声が湧き上がった。

 未来を担う若く初々しい選手たちが集結した『マッスル甲子園』は、同世代の仲間たちをはじめ、多くの観客からの熱烈な応援を受け、記念すべき第1回大会は大盛況のうちに幕を閉じた。「メンズフィジーク高校生の部」では、1位・朴世温さん、2位・澤端成さん、3位・山本貫太さんが入賞。また「ボディビル高校生の部」では、1位・原直優さん、2位・カトリ俊さん、3位・藤本朗生さんが入賞した。

 多くのボディコンテストが18歳以上を対象としているなか、新たなカテゴリを切り開いた本大会は、ミドルティーンを中心にこれからより広く注目されていくだろう。今回出場した選手たちからは、若者特有の猛々しいエネルギーが満ち溢れ、ボディコンテストに新しい風を吹かせた。次世代を担う選手を育てる大会として、シーンに旋風を巻き起こしていきそうだ。

 マッスルゲート種目のメンズフィジークは、“海が似合う体”がコンセプトのカテゴリー。引き締まった身体はもちろん、健康的で爽やかな雰囲気、清潔感、所作などが審査対象になる。一方のボディビルは、もっとも筋量を必要とするカテゴリー。全身バランスよく筋肉をつけ、体脂肪を極限まで落とさなければならない。長い歴史をもつ伝統的な競技で、芸術品のような逞しさと美しさが審査対象になる。
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