『Mリーグ』EX風林火山・二階堂亜樹監督、魚谷侑未も指名候補だった 内川幸太郎の決め手はフ…

2025/06/30 20:06 

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『Mリーグ2025-26』ドラフト会議に出席したEX風林火山・二階堂亜樹監督 (C)ORICON NewS inc.

 プロ麻雀リーグ『Mリーグ2025-26』のドラフト会議が6月30日に都内で開催。来季から10チーム目として加わる「アースジェッツ」が4人、「BEAST X」が2人、「EX風林火山」が2人、「KADOKAWAサクラナイツ」が1人を指名した。

【写真】ドラフト指名への思いを語ったKADOKAWAサクラナイツ・森井巧監督

 新チームの「アースジェッツ」は優先してドラフトが行われ、1人目に最高位戦日本プロ麻雀協会の石井一馬、2人目に日本プロ麻雀連盟の三浦智博、3人目に日本プロ麻雀協会の逢川恵夢、4人目に日本プロ麻雀連盟のHIRO柴田を指名した。

 その後、既存のチームがドラフトに。1巡目で、「BEAST X」は日本プロ麻雀協会の下石戟、「EX風林火山」は最高位戦日本プロ麻雀協会の永井孝典、KADOKAWAサクラナイツは日本プロ麻雀連盟の阿久津翔太を指名した。2巡目に入り、「BEAST X」は日本プロ麻雀連盟の東城りお、「EX風林火山」は日本プロ麻雀連盟の内川幸太郎を指名した。

 東城は2023-24に「セガサミーフェニックス」に所属しており、Mリーガーに復帰。内川は今季まで「KADOKAWAサクラナイツ」に所属しており、間を置かずに「EX風林火山」へ移籍となった。

 ドラフト会議を終え、監督が取材に応対。「EX風林火山」の二階堂亜樹選手兼監督は今季から監督も兼務し、この日が初仕事。「とにかく緊張してましたね。普段、緊張することほとんどないんです。自分でも緊張すると思ってなかったんですけど、いざあそこに座ってパソコンの前に行ったら緊張しました」と振り返った。1人目の指名はオーディションを勝ち抜いた永井に。「オーディションは予選があって、準決勝があって、決勝まで勝ち進んでいく。絶対に緊張するはずなんですよ。その緊張の中で自分のパフォーマンスを100%を引き出すのは、なかなか難しい。実際に100%を引き出せたかどうかはわからないけれども結果を出してるので。そういった舞台で結果を出す、いわゆる持ってるっていうことが麻雀プロにとっては1番大事だと思う。優勝を勝ち取った部分をすごく評価しますね」とした。

 2人目はサプライズとなった内川。オーディションに敗れたが指名となった。「藤沢(晴信)前監督が以前から発信していたんですけど、オーディションを誰が優勝するかで指名選手は変わる。具体的には決めてなくて。大まかにチーム全体で話をしてきた。内川さんのファンの力は大きい。内川さん自身の経験だったりとか実績だったりとか実力だったり、そういった部分もすごく評価はしてるんですけど、同じくらい評価してる選手はオーディションメンバーにたくさんいて。その中で決定打と言ったら、やっぱり応援の力ですかね」とファンの声とした。

 内川にとって、今季のチームメイトが来季はライバルに。「内川さんはサクラナイツに対して燃えてる部分ていうのはかなりあると思う。バチバチやってほしいな。それが1番盛り上がると思っている。あとは私、監督なので出す順決められる。積極的にぶつけていったら面白いだろうなと思います」とニヤリとしていた。

 また、内川以外の候補だった選手にも言及。「一応オーディションのメンバー中から指名選手は決めようと思っていました。正直、魚谷(侑未)さんと考えてました」と明かす。「魚谷選手も、実績も実力もピカイチだと思っている」としながらも、内川を推すファンの声の大きさが決め手となったことを明かしていた。
ORICON NEWS

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