“二刀流”初代王者・ニッポンの社長、劇場登場 大歓声浴びて恐縮

2025/07/22 12:24 

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ニッポンの社長 (C)ORICON NewS inc.

 漫才とコント“二刀流”の頂点を決める『アサヒビール スマドリ ダブルインパクト~漫才&コント二刀流No.1決定戦~』(日本テレビ・読売テレビ系全国ネット 21日 後7:00)で、初代王者に輝いたお笑いコンビ・ニッポンの社長(辻皓平、ケツ)が22日、東京・新宿のルミネtheよしもとで行われた『ルミネtheよしもと夏休み特別公演プラス』に登場。優勝直後の出番とあって、観客から大歓声を浴びた。

【写真】優勝後初出番!漫才ネタを披露したニッポンの社長

 『ダブルインパクト』ファイナリストに行ったインタビューの中で、ケツは「吉本で、劇場でずっと漫才をかけてきたっていうのは、ほかの人もそうですけど、そういう経験は積んできたかなと思います」と語っていたが、その言葉通り、優勝翌日のメディア露出が相次ぐ多忙な中にあっても、劇場を大事にする2人のスタンスが垣間見える今回の出演となった。

 観客から「おめでとう!」コールが響く中、辻が「彼(ケツ)結婚しまして」とボケを挟みつつ「みなさん、ありがとうございます!ホンマに。いやー」と恐縮しきり。ケツが「きのうあって、舞台これが一発目なんですよ。こんな感じです」と照れ笑いを浮かべると「優勝したことないから、どうしたらええかわからない」と率直に打ち明けた。その後は、『ダブルインパクト』で披露した漫才ネタを見せた。ケツのスライディング「なぁ!」も健在だった。

 ニッポンの社長は、辻皓平とケツによるお笑いコンビ、2013年に結成。『M-1グランプリ』は、2015年、18年、20年、23年に準決勝進出、『キングオブコント』は2020年から5年連続で決勝進出を果たしており、2020年に5位、21年に4位、22年に10位、23年に3位、24年に7位という成績を残した。2021年に「NHK新人お笑い大賞」優勝、22年「第57回上方漫才大賞新人賞」受賞といった受賞歴を誇る。

 『ダブルインパクト』初回大会のエントリー総数は2875組。決勝戦には、ロングコートダディ、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、かもめんたる、コットンらファイナリスト7組が出場。漫才とコント1ネタずつ計2ネタを披露し、ニッポンの社長がロングコートダディと2点差の激戦を制した。

 MCは、かまいたちと橋本環奈が担当。審査員は、千原ジュニア(千原兄弟)、中川家・剛、後藤輝基(フットボールアワー)、塙宣之(ナイツ)、田中卓志(アンガールズ)の5人が務める。漫才やコントに精通したトップクラスの実力者が、第1回大会の審査員として集結。一般投票などは行わず、芸人審査員のみで厳正なる審査を行った。
ORICON NEWS

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