シシド・カフカ、声優本格挑戦は初 包容力の表現絶賛され「見掛け倒しが得意なんです」

2025/08/15 14:25 

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包容力の表現を絶賛されたシシド・カフカ (C)ORICON NewS inc.

 俳優のシシド・カフカが15日、都内で行われたアニメーション映画『ChaO』初日舞台あいさつに登壇。声優として本格的に作品に携わるのが初となる本作での工夫を明かした。

【写真】セクシー…!二の腕あらわなブラックな衣装で登場したシシド・カフカ

 舞台あいさつには鈴鹿のほかに、鈴鹿央士(25)、山田杏奈(24)、声優の梅原裕一郎、OCTPATHの太田駿静(25)、青木康浩監督(57)が登壇した。冒頭のあいさつで、シシドは「私事ですが、声優をこんなにしっかりと声優として携わらせていただいたのは初めてなので、ちょっと不安んところはある」としつつ、「皆さんのすばらしい声と、おもちゃ箱をひっくり返したような心に触れるような音楽、そして盛りだくさんの内容を楽しんでいただけたんじゃないかなと感じています」と笑顔を見せた。

 それぞれ推しキャラについてのトークでは、山田と大田がシシド演じるマイベイを挙げる人気ぶり。山田が「チャオが人間の世界で慣れない生活を送っているんかで、お姉さんとして見守るマイベイの感じがすごくすてきだなと思って」と伝えると、シシドは「ありがとうございます。実際のシシド・カフカはあんなに包容力はないんですけど。でも声からそれを感じていただけたのかなと思うとうれしいですね」と謙そん。この日初対面だという山田が「私も勝手にきょう初めてお会いしたときから包容力を感じてたんですけど、そんなことないんですか?」と改めて問うと、シシドは「見掛け倒しが得意なんです」とユーモアで返した。

 太田は「相談にも乗ってくれるし、格闘技もできるし、すごい頼もしいところばっかりで、僕の周りにいてほしいなっていう人」とマイベイ推し。シシドは「包容力、頼れる存在だというのはすごくあると思っていたので、自分の声を使ってどう表現できるのかを監督と相談しながらいろいろと試行錯誤しました」と絶賛される包容力の表現も意識していたことを明かした。

 本作は、『鉄コン筋クリート』(06年)『海獣の子供』(19年)『映画 えんとつ町のプペル』(20年)などを世に送り出してきたSTUDIO4°Cの最新作。描かれるのは【種族と文化を超えた恋と奇跡の物語】。オリジナルアニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く手書きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と斬新な処理の背景美術で、瑞々しくもかわいく人間と人魚の恋模様を描く。
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