『ほん怖 夏の特別編』稲垣吾郎が“ヒヤっ”とした出来事を告白「猫を3匹飼っているのですが……

2025/08/16 06:00 

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16日放送土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025』より (C)フジテレビ

 フジテレビで8月16日に放送される土曜プレミアム『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025』(後9:00)は、史上初の試みとして“最恐選挙”をもとに選ばれた歴代名作6本と、完全新作1本の豪華7本立てでお届け。クラブリーダー・稲垣吾郎も「クラブリーダーをしっかり務められたか心配になるくらい怖がってしまいました」と語った。

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 今回放送されるのは、小栗旬主演『黄泉の森』(2004年)、上野樹里主演『行きずりの紊乱者』(2004年)、岡田将生主演『右肩の女』(2012年)、石原さとみ主演の『S銅山の女』(2014年)、綾瀬はるか主演『怨みの代償』(2009年)、佐藤健主演『顔の道』(2009年)の過去作と出口夏希主演の新作『或る訳ありの部屋』の計7エピソードだ。

 『黄泉の森』(2004年):小栗 旬 ほか
佳典(小栗旬)は、恋人の歩美(加藤夏希)を誘って自殺の名所として名高いとある森に踏み入った。だが、その異様な雰囲気に怖気づいた佳典は、すぐに帰ろうと言い出す。すると突然、枯葉を踏みしめるような音が聞こえてきた。その足音は、確実にふたりのいる場所に近づいている。歩美が恐る恐る音のする方向に懐中電灯を向けると、闇の奥に白い服を着た女性の姿が。佳典と歩美は、慌ててその場から逃げ出すが…。

『行きずりの紊乱者』(2004年):上野樹里 ほか
運転免許を取得したばかりの絵理(上野樹里)は、友人の景子(大村彩子)とドライブに出かけていた。深夜2時、そろそろ帰宅することにしたふたりは、とある峠に差しかかった。すると、反対車線に自転車に乗った老婆のような姿が見えた。しかも、その人物は絵理たちに向けて手を振っていた。車を止め、近づいてくるその人物に声をかける絵理。しかし、そこにいたのは、老婆ではなく、小学生くらいの男の子だった。少年は、事故に遭って入院した父親のところに行くから駅まで行きたい、と絵理たちに告げる。ふたりは、戸惑いながらもその男の子を乗せて駅へと向かう…。

『右肩の女』(2012年):岡田将生 ほか
ある日、利也(岡田将生)は恋人・真美(蓮佛美沙子)から右肩に霊がついていると言われる。真美がおはらいまでしてくれたが状況は悪化するばかり。そしてついには利也の命を脅かすほどの出来事が起こり…。

『顔の道』(2009年):佐藤健 ほか
翔太郎(佐藤健)は恋人・夏海(高橋真唯)と、共通の趣味でもある釣りに出かけていた。その帰り道、山中を走っていると傍らに古ぼけた電話ボックスがあることに気がついた。その電話ボックスには、若い女がひとりで受話器を手にするわけでもなく、背を向け、ただボンヤリと立ちつくしている。明らかにこの世ならざる気配をまとっており、翔太郎は思わずその女に見入ってしまう。そして、車が電話ボックスを通過し、翔太郎が振り返ると電話ボックスにすでに女の姿はなく…。

『怨みの代償』(2009年):綾瀬はるか ほか
百貨店で働くまゆみ(綾瀬はるか)は、個人売り上げが好調で上司からも信頼され、順調に仕事をこなしていた。その一方でまゆみは、同じ店で働く同期のスタッフ・可奈のことが気になっていた。可奈は売り上げのためには手段を選ばないところがあり、職場での評判があまりよくなく、しかも個人売り上げもイマイチ。そんな中、ある日を境に可奈はまゆみに対して嫌がらせをするようになり、どんどんエスカレートしていく…。

『S銅山の女』(2014年):石原さとみ ほか
取引先から車で帰社していた夏美(石原さとみ)は、山道で迷い、荒れ果てた廃墟にたどり着いてしまう。そこはS銅山と呼ばれる閉山した鉱山で、この一帯では心霊スポットとして有名だった。
夏美がそこを訪れて以来、社内で不思議な現象が次々と起こり始める。上司も部下も体調不良を訴え、入院する者まで出てくるはめに。 再びS銅山を訪れ怪奇現象に終止符を打とうとする夏美に、想像を絶する恐怖が襲いかかる…。

『或る訳ありの部屋』(2025年 ※新作):出口夏希 ほか
真衣(出口夏希)は、勤める飲食店の支店からヘルプを頼まれる。1カ月間の長期で遠方ということもあって、会社が支店近くにマンションを用意してくれていた。しかし用意されていた部屋は昼間でも暗い雰囲気で、部屋の壁には「何か貼ってあったものを剥がした」かのような跡があり不穏な空気が漂っていた。ある日の夜、真衣は寝ていると急な金縛りに襲われ、地鳴りのような音をきく。懸命に体を動かそうとするが、まったく動かない。なんとか薄目を開けてみると、そこには狂気に満ちた笑みを浮かべる女が立っていて…。

■稲垣吾郎コメント

―― 今回の『ほん怖』出演の感想を教えてください。
「今年もすごく怖かったですね。クラブリーダーをしっかり務められたか心配になってしまうぐらい自分自身も怖がってしまって。でも、クラブメンバーの子供たちと一緒に怖さを乗り切りました。今年のメンバーは男の子たちがフワフワしている子が多くて、女の子たちが本当にしっかりしていました(笑)。もちろんボクも男の子側で一緒にフワフワしていたのですが、女の子が話をしっかりまとめてくれたので、もう来年からリーダーを任せたいくらいです」

―― 今年は“最恐選挙”という番組初の取り組みもありました。
「みなさん、改めて投票していただきありがとうございます。選りすぐりの作品をお届けする取り組みができて本当に素晴らしい。歴代作品のクオリティーの高さはもちろん、視聴者のみなさんやスタッフの熱意も感じましたね。『ほん怖』って本当にあった話ということもあって、よくわからない不思議な話や腑(ふ)に落ちない結末のエピソードもあるんです。創作されたエピソードとは違ってそれが逆にリアル。今回お届けする作品を見ながら改めてそう思いました」

―― 稲垣さんにとっての“夏の風物詩”を教えてください。
「ショートパンツにサンダルをはくと“夏が来たな”と思いますね。僕がショートパンツはくって意外でしょ(笑)?テレビでは足を一切出さないんですけど、プライベートでは意外と軽装なんです。軽快なファッションで出かけることが増えると夏を感じます」

―― 最近“ヒヤっ”としたエピソードはありますか?
「猫を3匹飼っているのですが、最近猫たちのお気に入りのキャットタワーが急に倒れちゃったんです。倒れたときしっかり避けてくれたみたいで、大事にはならなかったんですけど…それ以降はタワーに乗ってくれなくなっちゃって。自宅にキャットタワーがある方は、常に倒れないよう対策してくださいね。最近一番ヒヤっとした体験でした」

―― 放送を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします!
「今回は、今をときめく俳優の皆さんの若かりし頃を見られる歴代名作6本もありますし、出口夏希さん出演の完全新作のエピソードもあります。豪華な7本立てになりますので、往年の名作と新作両方を楽しみにしていてください!」
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