菅野美穂、誕生日に『近畿地方のある場所について』話題の「ぶち切れ祠破壊シーン」の裏側公開

2025/08/22 06:15 

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映画『近畿地方のある場所について』(公開中)(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

 8月22日は俳優・菅野美穂の誕生日。これを記念し、彼女が主演する映画『近畿地方のある場所について』から、話題沸騰中の“ぶち切れシーン”を中心に、菅野自身の振り返りコメントや撮影の裏側を収めた特別映像が解禁された。

【動画】菅野美穂「ぶち切れ祠破壊」メイキングを含む特別映像

 失踪した編集長を追うオカルトライターの千紘(菅野)と編集記者の小沢(赤楚衛二)。映画を観た観客の間で特に話題を集めているのが、祠の前で千紘が「石はどこ?どこだよ!なんでここに来ないんだよ!ふざけんなああ!!」と絶叫する場面だ。

 “近畿地方のある場所”に迫る中で、キーアイテムとなる“とある石”を必死に探す千紘。ただのオカルトライターではなく、“近畿地方のある場所”にまつわる大きな秘密を握る重要人物として描かれていく。

 当該シーンでは、激情をむき出しにした豹変ぶりで、普段の朗らかな菅野からは想像できないギャップあふれる演技が注目を集めている。この迫力を至近距離で見た赤楚は「本当に頼りになると思ってたのに、祠でドギツイ目で見られたとき、僕なんか悪いことしましたっけ?と思っちゃいました」と苦笑混じりに振り返っていた。

 公開された特別映像には、このシーンのメイキングも収録。祠に奉納された人形を次々と放り投げ、バールで叩き壊す千紘を全力で演じる菅野の姿が映し出されている。撮影を振り返った菅野は「あれはバールで殴っちゃいけない場所です!」と自分に言い聞かせながらも、「フルスイングで」「骨付き肉を生で食べるような肉食の女性の気持ち」で挑んだと告白。撮影後には白石晃士監督から「素晴らしかったです」と称賛され、「ありがとうございます!」と笑顔で応える場面も収められている。

 今月8日より公開中の本作は、初日から4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録し、今年公開されたホラー映画のオープニング成績としては、動員・興収ともに『事故物件 ゾクッ!恐い間取り』『ドールハウス』を超えて第1位の成績。

 19日時点で動員75万人、興収10億円を突破。韓国では日本公開から5日後の13日に封切られ、すでに動員12万人を突破。2025年に韓国で公開された日本の実写映画としては第1位の大ヒットを記録している。さらに25日から台湾、今後はタイでも公開予定。禁忌の物語は日本を飛び出し、世界へと広がりつつある。


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