『ぼくたちん家』トーヨコ中学生の“ろくでなしな父”登場で大騒動に 第3話あらすじ

2025/10/26 05:30 

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『ぼくたちん家』第3話より(C)日本テレビ

 俳優の及川光博が主演を務め、手越祐也と白鳥玉季が共演する、日本テレビ系日曜ドラマ『ぼくたちん家』(毎週日曜 後10:30)の第3話が、きょう26日に放送される。それに先立って、同話のあらすじと場面写真が公開された。

【場面写真】気持ちが抑えられない…玄一(及川光博)

 同作は、さまざまな偏見の中で生きる“社会のすみっこ”にいる人々が、愛と自由と居場所を求めて、明るくたくましく生き抜く姿を描く完全オリジナルストーリー。及川は主人公の心優しきゲイ・波多野玄一、手越は中学教師でクールなゲイの作田索を演じる。15歳のトーヨコ中学生・楠ほたる(白鳥)が、2人の恋物語をかき乱す。

 玄一は、同じアパートで1人暮らしをしている中学3年生のほたるに頼まれ、秘密の親子契約を締結した。ほたると一緒に暮らしていた母・ともえ(麻生久美子)は、会社のお金3000万円を横領した疑いで警察に追われ、現在も逃亡中。玄一は、母が横領なんてするはずないから施設に行かずに母の帰りを待ちたいというほたるの気持ちを大事にするべく、卒業までの半年間だけ父親のふりをすることに決めた。契約金として、ともえが残していった3000万円を渡してくるほたるに、玄一は「お金はいらないよ」と拒否するものの、「持っとくだけでいいんで」とお願いされて、ひとまず預かる。

 2人を本当の親子だと思い込んでいるほたるの担任・索は、玄一に誘われ、2人が暮らすアパートの隅で車中泊を始める。恋人・吉田(井之脇海)との同棲を解消したばかりで家がない索は、さすがに自分の生徒と同じ屋根の下で暮らすわけにはいかないと、新しい部屋が見つかるまで車の中で寝泊まりすることになる。

 アパートの大家・井の頭(坂井真紀)も交え、奇妙な形でスタートした玄一、索、ほたるの共同生活。久々に心が弾む玄一は朝、おにぎりを作ってみんなにおすそ分けするが、索は「いつも食べないんで、大丈夫です」、ほたるも「親のふりするのは、頼んだ時だけでいいです」と断る。玄一の気持ちは空回りしてしまう。

 そろそろ卒業後の進路を決めなきゃいけないほたるは、行ってみたい学校を探すことから始めてみようと、高校のパンフレットとにらめっこ。しかし、何をどう選べばいいのかわからず、またいつものようにトーヨコに足を運んでしまう。

 一方、玄一は部屋探しをする索に、仲良しの不動産屋・岡部(田中直樹)を紹介。頼まれてもいないのに、索におせっかいばかり焼いてしまう。始まってしまった玄一の気持ちは、もう抑えられないところまで来てしまっていた。そんな中、玄一たちのアパートに、ほたるのろくでなしな父・仁(光石研)が現れる。仁には“ある目的”があった。
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