『べらぼう』約1年半の撮影終了 横浜流星「財産になりました」

2025/11/04 05:00 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』クランクアップの模様(C)NHK

 俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の撮影が、10月30日に約1年半にわたる長期スケジュールを終えた。主要キャストが集結し、和やかな雰囲気の中でクランクアップを迎えたという。

【写真】歳を重ねたメイクで…『べらぼう』クランクアップで達成感を見せる横浜流星

 本作は昨年5月に関東近郊で収録がスタートし、6月に横浜が京都でクランクイン。以降、江戸文化の礎を築いた出版商・蔦屋重三郎の生涯を描くため、長期間にわたって撮影が行われてきた。全48回となる大河の最終回は12月14日放送予定で、15分拡大版として届けられる。

 放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。

■コメント
<主演・横浜流星>
みなさま、本当に約一年半「おつかれ山」でした。約一年半、べらぼうに捧げ、蔦屋重三郎として生ききれたことが自分にとっては財産になりましたし、一生に一度しかないこの機会をいただけたこと、そしてみなさまと出会い、作品を共につくれたことを心から感謝しています。

<制作統括 藤並英樹チーフ・プロデューサー>
クランクインからおよそ1年半、“蔦重”の人生を無事走り切ることができました。「江戸の時代を生きる」という覚悟で、蔦重を演じた横浜流星さんはじめ、出演者やスタッフ、関係者一同の力を結集して、この物語を最後まで紡いでいくことができました。脚本の森下佳子さんが描く「写楽」とは?蔦重の“仕掛け”とは?視聴者の皆さんには最後までお楽しみいただければと思います。応援いただき「ありがた山!」でございます。
ORICON NEWS

エンタメ