シネ・リーブル池袋が閉館 映画ファンに愛された25年、マサラ上映で最後を飾る

2026/01/31 22:56 

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シネ・リーブル池袋が閉館 (C)ORICON NewS inc.

 東京・池袋駅直結のファッションビル「ルミネ池袋」8階にある映画館「シネ・リーブル池袋」が31日、閉館した。2000年4月29日の開館以来、25年余りにわたり、池袋の映画文化を支えてきたが、契約満了に伴い、その歴史に幕を下ろした。

【画像】シネ・リーブル池袋、最終日の様子

 同館は2スクリーンを備え、話題のエンターテインメント作品からアート性の高い作品、世界各国の良質な映画まで幅広く上映。映画ファンに親しまれてきた。今月16日からは「さよなら上映会」と題した閉館興行を実施し、最後を飾るクロージング作品には、タミル語のアクションスリラー映画『マスター 先生が来る!』を上映。ダンスレクチャーとトークイベント付きの特別上映で、同館が“発祥”とも言われる観客参加型の「マサラ上映」が行われ、色とりどりの紙ふぶきが舞う中、華やかなフィナーレを迎えた。チケットは発売開始から約3分で完売したという。

 クロージング作品の上映が始まり、「蛍の光」が流れ出したロビーでは、別れを惜しむファンが写真を撮ったり、メッセージボードに思いをつづったり、思い思いの時間を過ごす姿が見られた。

 午後8時45分すぎ、いよいよ閉館の時を迎え、湯地哲太郎支配人があいさつ。「こんなにも多くの方にお見送りいただけることを、本当にありがたく思っています。この25年間、私たちがやってきたことは、きっとスタッフの中にも、そして皆さまの中にも残っていくのではないでしょうか。ぜひ今日のことを、思い出として胸にとどめてお帰りいただけたらうれしいです。25年間、本当にありがとうございました」と、感謝を伝えた。

 多くの拍手に包まれる中、シャッターが静かに下ろされ、シネ・リーブル池袋は長年愛された劇場としての役目を終えた。
ORICON NEWS

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