染谷将太主演『チルド』ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟賞受賞「審査員の方々のセンスの…

2026/02/21 22:58 

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「第76回ベルリン国際映画祭」で映画『チルド』が国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞を受賞。授賞式に出席したラインプロデューサーの長束雄介氏

 ドイツで開催中の「第76回ベルリン国際映画祭」で現地時間21日、フォーラム部門で上映された日本映画『チルド』(英題:AnyMart)が、国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞を受賞した。主演の染谷将太と岩崎裕介監督から喜びのコメントが到着した。

【動画】映画『チルド』ティザー特報

 本作は、コンビニを舞台に人間の不安や暴力性を描くホラー作品。主演に『寄生獣』『爆弾』などで知られる染谷を迎え、『寝ても覚めても』『極悪女王』の唐田えりか、『古畑任三郎』シリーズなどで活躍する西村まさ彦が共演する。今年、劇場公開が予定されている。

 現地での上映では満席となるなど高い評価を獲得。FIPRESCI賞は、世界各国の映画批評家で構成される国際映画批評家連盟が選出する賞で、芸術性や革新性、映画表現としての挑戦を重視しており、過去には相米慎二監督の『あ、春』や行定勲監督の『リバース・エッジ』などが受賞している。

 選考理由について、「ホラー・コメディとしての軽妙さと極端な暴力の間で、ユーモラスでありながら恐ろしくもある本作。現代日本の若者が抱えるリアルなプレッシャーとそれに対峙する姿を、鋭い風刺で描かれた点に審査員一同強く心を奪われました」とコメントした。会場にはラインプロデューサーの長束雄介氏が登壇し、賞を受け取った。

 受賞に際し、岩崎監督は「もがきながら作った初めての長編映画でこのような栄えある賞をいただけたこと、夢のようです。個人的な物語として作ったものが、こうして海を超えて多くの方々にご覧いただき、まがりなりにも共感や衝撃を与えられたことが、すこし不思議な感覚です」とコメント。

 岩崎監督は、CM作品でACC CREATIVITY AWARDSグランプリを受賞するなど、映像作家として評価を受けてきたが、「映画制作の面白さを実感しました。もっと勉強して、また作りたいです」と意欲を示した。

 主演の染谷は、「新たな映画文化に対する賞をいただき本当に光栄であり、審査員の方々のセンスの塊に脱帽と歓喜です。この映画のジャンルを超越した先にある岩崎監督の哲学に触れてくださった結果だと勝手に思っております。刻一刻と進む時代に遅れないこの作品を劇場で1人でも多くの方々に観ていただきたいと願っております!」とコメントを寄せている。
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