昼の歌舞伎町「トー横」で42人補導 少女のカバンに薬140錠

2026/02/21 15:15 

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 歌舞伎町(東京都新宿区)の「トー横広場」周辺を居場所にする若者の間で、薬物の過剰摂取「オーバードーズ(OD)」が後を絶たない。警視庁は12~18日の昼間、12~19歳の少年少女42人を補導した。中学3年生の少女(15)のカバンから睡眠薬や精神安定剤140錠が見つかるなど、4人に薬物乱用の疑いがあったという。

 警視庁によると、補導の理由は他に、喫煙(28人)や家出(5人)など。カバンの中に大量の薬が入っていた少女(15)は、酒も飲んでいた。喫煙をしていた別の中学生の少女(14)が「2日前にODした」と話すなど、ODの習慣を口にした少女らは4人以外にもいたという。

 ODにより深酔い状態になることは「パキる」と呼ばれ、10代の中では軽いファッション感覚で薬を口にする実態がある。市販薬でも転売は医薬品医療機器法で禁じられているが、歌舞伎町では個人間での売買や譲渡が常態化しているとみられる。【菅野蘭】

毎日新聞

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