「便利な家政婦」「30になったら捨てる」…浮気クズ彼氏にドギツイ制裁、“裏の顔”持つ彼女の…

2026/06/29 08:40 

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『言い訳はそれだけですか?~全て彼女の手のひらの上~』(C) 米田錦/岸田芽依/シーモアコミックス

 「家政婦としては完璧だからキープしてるだけ」「30になったら捨てるかなぁ」。結婚間近だと思っていた舞の恋人は、浮気し放題の最低クズ男だった――。マンガ『言い訳はそれだけですか?~全て彼女の手のひらの上~』(作画:米田錦/原作:岸田芽依/シーモアコミックス)に、いま大きな反響が寄せられている。ただ、かわいそうな女性に見える舞にはある秘密があって…? スカッとが止まらない、新たなスタイルの“制裁劇”について編集者に聞いた。

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■キラキラ女子とキャッキャウフフな浮気彼氏、“ある特技”持つ彼女の制裁とは?

 本作の主人公・高橋舞(28歳)は、同じ会社で働く恋人・倉敷祥真と同棲中。毎日お弁当を持たせるなど、結婚を視野に入れて一生懸命に尽くす舞だったが、祥真の行動には常に怪しい影がつきまとっていた。実は、祥真は舞より若いキラキラ女子とキャッキャウフフな浮気に夢中。舞との共同貯金を勝手に使い込んで浮気旅行に出かけるなど、結婚する気もないまま舞を「便利な家政婦」として扱う最低のクズ男だったのだ。

 祥真からは、「鈍いから気づかない」「チョロい」と思われていた舞。だが、実はとっくに祥真の不誠実さには気づいており、ついに反撃を決意することに。しかし、一般的な不倫・浮気復讐マンガのように、怒号を飛び交わせたり涙ながらに責め立てたりはしない。舞には、人には言えない、そして一度は封印した“とある技術”があった。その圧倒的なスキルを解禁した舞は、祥真の言い訳を一切寄せ付けず、手のひらの上で転がすように淡々と、かつ徹底的に追い詰めていく。

 さらに、物語は単なる一対一の復讐劇にとどまらない。クズ彼氏への制裁をきっかけに、舞の持つ特別な技術が知れ渡るようになり、彼女のもとには周囲の悩める人々から次々と人間関係のトラブル相談が舞い込むようになる。秘密を抱えたヒロインが、自身の技術を駆使して世の中のクズたちを成敗していくオムニバス形式のストーリー展開も、本作の大きな見どころとなっている。

 現在7巻まで配信している本作には、すでに多くの反響が寄せられている。特に注目されているのが、祥真のリアルな「クズっぷり」だ。読者からは「浮気男の言い訳の解像度が高すぎて、リアルに腹が立つ」「こんな男いるいる、と思って胸が苦しくなった」といった声が上がっており、現代の男女関係におけるリアルな不満や不幸の形が見事に描写されている。

 だからこそ、主人公・舞が仕掛ける制裁の爽快感は格別。レビューでは「金切り声を上げずに、笑顔とロジックで相手を追い詰めていく舞がかっこよすぎる!」「言い訳をすべて先回りして潰していく展開に、読んでいてスカッとした」「クズたちが言い逃れできなくなっていく様子が最高に気持ちいい」と、舞のキャラクター性と圧倒的な行動力に喝采を送るコメントが目立つ。

 また、ドロドロとした人間関係を扱いながらも、作画の米田錦氏による落ち着いた美しい絵柄が作品のクオリティを底上げしている点も見逃せない。「絵が綺麗で清潔感があるから、ドロドロした内容なのに不思議と読みやすい」「ギスギスしすぎず、サクサク読めてしまうのがすごい」と、過度な不快感を与えない絶妙なバランスを評価する声も多い。

■叫ぶことも激昂することもなく…淡々と追い詰める新感覚のスカッと展開

 本作がなぜこれほどまでに読者の心を掴むのか。シーモアコミックスの担当編集者に、企画の意図や制作の裏側について話を聞いた。

 「主人公の舞は28歳のOL。結婚も視野に入れ、同じ会社の彼氏・祥真と同棲中。毎日お弁当を持たせるなど一生懸命尽くす舞ですが、祥真にはなんだか怪しい行動が…? そんな王道の展開から始まる本作ですが、主人公は少しだけ、普通ではありません。実は彼女には、人には言えない『ある特技』があるのです。

 『一般的な不倫男懲らしめマンガで、あまり見ない切り口でキャラを立ててみよう』――原作担当の岸田さんとのそんな会話から、今回の企画はスタートしました。息を吐くように嘘をつく相手に対し、舞は金切り声で叫ぶことも激昂することもなく、淡々と徹底的に外堀を埋めていきます。やがてその圧倒的な行動力は、周りの悩める人々を助けるためにも使われはじめ…。作画担当の米田さんによる落ち着いた絵柄もあいまって、このジャンルにしてはドロドロしすぎず非常に読みやすい作品に仕上がっています。新感覚のスカッと展開をぜひ、まずは1話から読んでみていただければと思います」

 編集者が語るように、ドロドロとした男女間の闇を扱いながらも、主人公の特殊なキャラクター性とスマートな解決手法、そして上品な作画が融合した結果、これまでにない「新感覚の復讐スカッとドラマ」が誕生したと言えるだろう。
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