<QAで解説>道路にゾウ、農作業は水牛 燃料不足のタイに異変

2026/03/31 16:47 

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 中東情勢の緊迫化に伴う世界的なエネルギー危機で、タイでは市民生活に思わぬ影響が出ています。何が起きているのでしょうか。Q&Aで読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「エネルギー危機でタイに異変」を解説します。

Q 例えばどんなことが起きているの?

A 地元メディアによると、東部チョンブリー県の寺院で葬儀業を営む男性が火葬用にディーゼル燃料を携行缶3個に給油しようとしたところ、地元のガソリンスタンドで拒否されました。

Q 男性はどうしたの?

A 遺体を納めたひつぎを車に乗せて再訪しました。現場で蓋(ふた)を開け、「本当に火葬のためだ」と訴えてようやく給油が認められたそうです。男性はSNSに「ここまでしないといけなかったのは初めてだ」と投稿しました。

Q 他にはどんなことが起きているのかな。

A 古都アユタヤの観光施設では、ゾウを運搬するトラックの燃料が確保できず、飼育場から約5キロの道のりをゾウ自ら歩いて移動する「徒歩出勤」を余儀なくされています。農業地帯では、伝統農法である水牛を農作業に使う動きも広がりつつあります。

Q 政府の対応は?

A アヌティン首相は3月中旬、国内の在庫は十分にあるとして国民に冷静な対応を呼びかけました。しかし、買いだめなどにより、一部地域で供給不足の状態が続いているということです。

毎日新聞

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