ソウル国際ブックフェア 日本の独立出版者「予想以上の熱気」
韓国最大規模のブックフェア「ソウル国際図書展」が24日から5日間の日程で開かれ、連日3万人を超える来場者でごった返している。今年は日本の「独立出版者エキスポ」に登録された13社が初参加。予想以上の来場者が手に取り、完売が続出した。
◇AI時代に問い続ける本の役割
フェアには18カ国・地域から500以上の書店が参加した。今年のテーマは「トンカン打ち続ける 人間宣言」。AIが想定された回答を瞬時に出す時代に入り、本はどのような役割を果たすのか、読者とともに考えようという訴えだ。鍛冶屋が「トンカン」と打ち鳴らす音のように、人間は常に問い直し、考え続けるというメッセージが込められている。
◇「もっと持ってくればよかった」
独立書店が並ぶ「本の村」コーナーの一角には、日本の「独立出版者エキスポ」に登録された13店が出展した。エキスポは今年1月に東京・代官山で、台湾や韓国の独立書店も招待して開催された。その縁で今回、台湾とともに日本の独立書店ブースが設けられた。
26日午後、取材に訪れた。客が5人も並べばいっぱいになる店舗には、その後ろから本をのぞき込むように、二重、三重の列ができる時があった。
「この本の内容は何ですか」「日本の小説はありませんか」。熱心に確認しながら物色していた50代女性のチェ・ヘヨンさんは、大学時代に日本に留学経験があり、立ち寄ったという。「日本のドラマは脚色されているけれど、独立出版の本は、そのままの日本の文化、生活感があふれている」と語り、日本の歴史解説本と漫画入りエッセーの2冊を購入した。
30代女性編集者は、4万2000ウォン(約4500円)のアート本を購入。「日本語は読めないけど、デザインがきれいなので」とうれしそうに見せてくれた。
日本の13店を代表して店番役を引き受けたのは3店。「インセクツ」(大阪市)の松村貴樹代表は「1日100冊以上売れて、完売した本も多い。アートや漫画が売れると聞いたが、小説のリクエストもあった。こんなことなら、もっと持ってくればよかった」とうれしい悲鳴をあげていた。タバブックス(東京都世田谷区)の宮川真紀代表は「店番に忙しくて図書展をまわれない」と息をきらしながら、「独立書店との国際的な交流を今後も広げたい」と語った。
◇独立出版ブームの引き金
ソウル国際図書展は1954年、作家と出版社、読者をつなぐ場としてスタート。2017年ごろから独立書店のブースの企画を本格化させ、アート系やZINE(自主制作冊子)などを小規模で出版する独立出版ブームの引き金になった。【堀山明子】
-
和平実現への枠組みに「明確なプロセス」 イスラエルとレバノン
米国のルビオ国務長官は26日、イスラエルとレバノンが和平の実現に向けた枠組みに合意したと発表した。レバノンの主権回復と、イランが支援するイスラム教シーア派組織…国 際 3時間前 毎日新聞
-
茂木氏「日本の原子力活動は平和的」 中国に反論か IAEAも同調
茂木敏充外相が26日夜、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と並んで共同記者発表した際、「日本の原子力活動はもっぱら平和的だ。IAEAが長年にわたり、…国 際 5時間前 毎日新聞
-
イスラエルとレバノン、和平枠組みで合意 戦闘終結は不透明
米国のルビオ国務長官は26日、イスラエルとレバノンが将来の和平合意に向けた枠組みに合意したと発表した。レバノンでの戦闘継続は、米国とイランの交渉を不安定化させ…国 際 8時間前 毎日新聞
-
オープンAI、最新モデルの公開を制限 トランプ政権要請に協力
米オープンAIは26日、米政府からの要請で最新人工知能(AI)モデル「GPT―5・6」の公開を一部制限すると明らかにした。サイバー犯罪などに悪用されるのを防ぐ…国 際 9時間前 毎日新聞
-
ベネズエラ地震920人死亡 医療も崩壊寸前 各国救助隊が活動
南米ベネズエラで24日に起きた連続大地震で、ベネズエラ政府は26日、死者が少なくとも920人、負傷者が3360人に達したと発表した。行方不明者を登録する現地の…国 際 11時間前 毎日新聞













