トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加禁止を容認 米最高裁

2026/07/01 07:04 

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 米連邦最高裁は6月30日、トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加を禁止・制限することを容認する判断を示した。生まれた時の性別が男性で、女性を自認するトランスジェンダーの選手は、各州の判断により出場できなくなる。

 南部ウェストバージニア州と西部アイダホ州のトランスジェンダー選手らが、州法の規定で女子スポーツに参加できなかったのは憲法で禁止されている性差別に当たるとして、州法の差し止めを求めていた。

 最高裁は判決で、安全性確保や公平な競争機会確保の観点から、トランスジェンダー選手の除外は合理的だと判断した。ホルモン治療などを受けたとしても、女子スポーツでの身体的な優位性を排除できるかは現時点で不明だとも指摘した。ただ一部の判事からは、各選手の個別事情を考慮せずに一律に排除すべきではないといった意見も出た。

 トランスジェンダー選手の女子競技参加を巡っては、DEI(多様性、公平性、包摂性)に否定的なトランプ大統領が一貫して反対してきた。トランプ氏は判決を受け、自身のソーシャルメディアへの投稿で「大きな勝利」「ばかげた状況は完全に解決した」と誇った。

 権利擁護団体の集計によると、全米50州のうち27州が同様に参加を禁止する法律を設けている。【ワシントン平野光芳】

毎日新聞

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