国連事務総長選、第1回投票でグリンスパン氏1位 中米出身女性

2026/07/31 03:14 

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 今年末で退任する国連のグテレス事務総長の後任を選ぶ第1回投票が30日、国連安全保障理事会で実施された。

 結果は非公表だが、ロイター通信などによると、7人の候補者のうち、コスタリカのグリンスパン国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局長がトップに立った。安保理による候補者選出には至らず、8月に第2回投票が実施される。

 事務総長選では、最初に安保理で、米露英仏中の常任理事国と非常任理事国10カ国が、各候補に対して「推薦する」「推薦しない」「意見なし」の三つから投票する。

 グリンスパン氏は「推薦する」を10票獲得し、「推薦しない」が1票だった。2位はガイアナのロドリゲスバーケット国連大使で、「推薦する」9票、「推薦しない」2票。最有力候補と目されていたアルゼンチンのグロッシ国際原子力機関(IAEA)事務局長は「推薦する」7票、「推薦しない」2票で、3位だった。

 グリンスパン氏やロドリゲスバーケット氏が選ばれた場合、初の女性事務総長となる。

 安保理では、9カ国以上が支持し、常任理事国が反対しない候補が出てくるまで、投票が繰り返される。候補者は安保理で選出された後、国連総会(193カ国)が事務総長に任命する。

 グテレス氏が事務総長に選出された2016年の投票は、計6回実施された。グテレス氏は初回から最多の支持を得て、そのまま首位を維持した。

 国連は、大国の対立で安保理が「機能不全」に陥り、国連に批判的なトランプ米政権による分担金の不払いなどで資金不足も深刻化。紛争の仲介役も果たせず、課題が山積している。

 各候補は、国連改革や事務総長の活動強化などを掲げ、安保理理事国へのアピールを続けている。外交筋からは、初の女性事務総長を望む声も大きい。【ニューヨーク三木幸治】

毎日新聞

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