「ポケットに両手」中国アジア局長が交代 駐豪大使へ「栄転」か

2026/07/30 18:36 

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 中国外務省で対日関係などを担うアジア局長の劉勁松氏が退任し、新たに沈敏娟・前駐モンゴル大使が就任した。国営通信社「中国新聞社」が30日に伝えた。劉氏の転出先は公表されていないが、複数のオーストラリアメディアが近く駐豪大使へ就任すると報じた。

 劉氏といえば、2025年11月、北京で日本外務省の金井正彰アジア大洋州局長と協議した後、両手をポケットに突っ込んだまま金井氏に対応したことで日中双方で注目を集めた。当時は高市早苗首相が台湾有事を巡る国会答弁をした直後であり、中国側の強硬姿勢を象徴する場面となった。

 一方、オーストラリアでは、中国の肖千駐豪大使が28日に離任レセプションを開いており、豪メディアは、劉氏が後任になる見通しと報じ、劉氏を攻撃的な「戦狼(せんろう)外交官」として警戒する見方も紹介している。中国の外交ポストから見れば、アジア局長から駐豪大使への異動は順当な「栄転」と言えそうだ。【北京・河津啓介】

毎日新聞

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