答えのない問い消えず スーパーナンペイ事件、未解決31年

2026/07/30 18:18 

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 東京都八王子市のスーパーナンペイ大和田店で1995年にアルバイト店員の女子高校生ら3人が射殺された事件は30日、未解決のまま発生から31年を迎えた。犠牲になった被害者の母校では追悼の礼拝があり、事件解決を願って祈りがささげられた。

 事件は95年7月30日午後9時15分ごろ、八王子市大和田町4の「スーパーナンペイ大和田店」2階事務所で発生した。パート従業員の稲垣則子さん(当時47歳)、いずれもアルバイトで高校2年の矢吹恵さん(同17歳)と前田寛美さん(同16歳)の3人が頭を拳銃で撃たれて殺された。

 このうち、矢吹さんが通っていた桜美林高校では毎年、追悼の礼拝を続けてきた。今年も矢吹さんの写真や明るい人柄を思わせるヒマワリが飾られ、当時の同級生や教職員ら約30人が参加した。

 礼拝後には矢吹さんの同級生で、同校教諭の木村智次さん(48)が有志から寄せられたコメントを代読。「今年こそと解決を願い続けて31年という月日が流れてしまった。なぜ矢吹さんが事件に巻き込まれて亡くならなければならなかったのか。答えのない問いが消えることはありません」と悼んだ。

 警視庁はこれまで延べ23万人を動員して捜査を続けてきた。30日は八王子署員らがJR八王子駅で事件概要を書いたチラシ入りティッシュを配り、情報提供を呼び掛けた。

 チラシを受け取った女性(81)は事件当日、現場近くの公園であった盆踊りに家族で訪れ、事件があったと知った。「銃で撃たれたと聞いて怖くなり、早く帰ったことを覚えている。(容疑者は)早く捕まってほしい」

 羽生一浩署長は「犯人を検挙するという強い信念を持っている。ささいな情報でも寄せてほしい」と語った。

 警視庁は新たに被害者3人をイメージしたイラスト入りのポスター1万枚や15秒の動画を作成。当日にスーパーを訪れた人や不審人物・車両に関する目撃情報を募っている。八王子署捜査本部(042・621・0110)。【朝比奈由佳、松本ゆう雅、林帆南】

毎日新聞

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