断水続く熊本・八代市へ水洗トイレカーを派遣 福岡・苅田町

2026/07/30 17:12 

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 熊本県で最大震度7を観測した地震で、福岡県苅田町は30日、町が所有する自走式仮設水洗トイレカー1台と職員4人を現地に派遣した。八代市内の避難所で、被災者の衛生環境の確保に役立てられる。

 トイレカーは、大地震などの災害に備えるため、町が今年3月、京築地域の自治体としては初めて導入した。男性・女性用各2室のほか、オストメイト用便器やおむつ交換台などを備えた多目的室を設置。後部には電動リフトがあり、車椅子での利用にも対応する。貯水タンクの容量は700リットル、汚水タンクは960リットルで連続300~400回の使用が可能だという。

 八代市への派遣は、両市町が港湾都市という共通点を持ち、首長間に交流があったことから、苅田町の遠田孝一町長が直接支援を申し出た。トイレカーに同行する物資搬送車には断水が続いている現地の状況を踏まえ、町が備蓄している500ミリリットルのペットボトル飲料水約3000本も積み込まれた。

 町役場庁舎前で午前6時から開かれた出発式で遠田町長は「現地は大きな余震が続いている厳しい状況だ。安全を最優先に活動してください」と激励。派遣チームを代表して危機管理室の誉多(ほんだ)勝之副課長(51)が「不安な気持ちで避難している方が少しでも安心できるよう支援に努めたい」と決意を述べた。【松本昌樹】

毎日新聞

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