打って笑いも取る「人気者」万波中正 プロ野球オールスター

2026/07/28 21:23 

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 ◇○全パ7―5全セ●(28日・東京ドーム)

 全パの「人気者」がバットで期待に応えた。パの最多得票となる約65万票を集めて選出された万波中正(日本ハム)が4安打2打点の大当たりで球場を沸かせた。

 出場は4年連続4回目で慣れたもの。試合前から余裕の表情を浮かべ、本塁打競争でフェンス越えを連発した後、1番打者として試合に臨んだ。

 まずは一回。既に8勝を挙げている先発・山野太一(ヤクルト)の変化球を中前にはじき返した。三回に2番手の井上温大(巨人)から右中間へ二塁打を放つと止まらない。

 五回には大野雄大(中日)から勝ち越しの右前適時打をマークし、最後はドリス(阪神)のスライダーを強振して右越え適時三塁打。「リーグ戦さながらの配球に対し、集中して打てました」と納得の表情を浮かべた。

 お祭り男はファンサービスも忘れなかった。バックスクリーンに紹介される各選手の一言で万波は「26歳独身。最近失恋しました(笑)」と表示された。「ありきたりのことだと面白くない」と考えた末のメッセージ。狙い通り、盛り上げに一役買った。

 打って、走って、笑いも取った万波には最優秀選手賞が待っていた。喜びに浸った後、お立ち台のマイクを前にこう言った。

 「チームの垣根を越えて応援してくれた皆さん、最高でした。ありがとう」。こういった真面目な一面を見せるのがファンから親しまれる理由だろう。【黒詰拓也】

毎日新聞

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