フーシ派、サウジ首都の「機密施設」攻撃か 空港近くで黒煙

2026/09/20 09:14 

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 イエメンの親イラン武装組織フーシ派は19日、サウジアラビアの首都リヤドの「機密施設」を攻撃したと発表した。ロイター通信によると同日、リヤドの空港近くで火炎と黒煙が確認されており、攻撃に関係している可能性がある。リヤドでは一時、空襲警報が出されるなど、緊張が高まっている。

 フーシ派は同時に、港湾都市ヤンブーにある国営石油会社サウジアラムコの施設もミサイルや無人機(ドローン)で攻撃したと発表。イエメンの首都サヌアに対して行われた攻撃への報復だと主張している。サウジ側は、イエメンからリヤドに向けて発射されたミサイル1発を迎撃したと発表した。

 一方、イラン最高安全保障委員会のレザイ事務局長は19日、中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」のインタビューに応じ、米国との和平交渉を進める条件として、全戦線での戦闘終結▽凍結資産の解放▽米国による港湾封鎖の解除――の三つを挙げた。これらは仲介国のカタールを通じて米側に伝えられており、トランプ米大統領の回答を待っている状態という。

 レザイ氏はこれらの条件を受け入れ、戦争を終結させることが「米国の利益」になると述べ、改めて譲歩を迫った。また、激化しているイエメンのフーシ派とサウジの戦闘については、イランが終結を望んでいるとも明らかにした。

 こうした中、パキスタンのダール副首相兼外相は19日、イランのアラグチ外相との電話協議で、対話と外交が地域の安定と平和を確保する「唯一の現実的な手段だ」と訴え、米国との緊張緩和を促した。原油輸送の要衝・ホルムズ海峡などを念頭に、エネルギーの安定供給と船舶の安全な通航の重要性も強調した。【カイロ古川幸奈】

毎日新聞

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