「空港にあるはずなのに」 バンコク大雨5日後も荷物6000個残る

2026/10/02 06:30 

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 「空港にあるはずなのに、どこにあるのか分からない」

 先週末、バンコクでは3日間でほぼ1カ月分の雨が降り、広い範囲が冠水した。大雨の影響でタイ航空の預け荷物が一時1万個を超えて滞留したスワンナプーム国際空港では、混乱が始まって5日たった1日も正常化には至っていなかった。

 タイ公共放送PBSによると、1日夕方時点でも約6000個の荷物が残る。洪水で出勤できない職員が相次いだためで、新たに到着する便では受け取りがほぼ正常に戻った一方、9月27~28日分を中心に処理が続いている。

 28日にベトナム・ホーチミンから帰国したスパコーンさん(33)は1日、到着階のロビーで約5時間、自分のスーツケースを探していた。仕事仲間約20人のうち、自分の荷物だけが出てこなかったという。

 システム上では、荷物は空港内にあることになっている。それでも見つからない。「荷物を失ったことより、対応に失望した」

 ピパット副首相兼運輸相は1日、欠航や減便で空港内に取り残されていた乗り継ぎ客はすでにいないと説明。陸軍と空軍の応援も受けて処理を急いでおり、残る荷物は遅くとも4日までに片付けるとしている。【バンコク小泉大士】

毎日新聞

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